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RESULT |
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カーナンバー | 予選 |
決勝 |
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#7 |
10位 |
10位 |
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Q1B |
4位 |
1'27.979 |
BLT: 1'31.287 |
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Q2 | 10位 | 1'27.538 | ||
#8 |
8位 |
8位 |
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Q1A |
3位 |
1'27.592 |
BLT: 1'31.218 |
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Q2 | 8位 | 1'27.333 |
DATA |
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開催サーキット | AUTOPOLIS(4.674 km) |
日時 |
5月18日(土)・19日(日) |
来場者 |
土曜:5,600人 日曜:8,900人 |
天候 | 晴れ ・ 晴れ |
気温 | 27℃・24℃ |
路面コンディション | Dry・Dry |
美しい青空が印象的な予選日。気温27度、路面温度47度、夏を思わせる暑いコンディションの中、14:00から予選Q1が始まった。A組に出走したのは福住。ユーズドタイヤで路面とマシンのコンディションを確認すると一旦ピットに戻り、残り3分のタイミングでニュータイヤに履き替えて制度コースインしていく。セクターベストで一周をまとめた福住は3番手タイム(1'27.592)をマークし、Q2進出を果たした。
5分間のインターバルを経て、B組が始まったのは14:15。ユーズドタイヤを装着した小林も福住同様チェック走行をして一度ピットに戻ってくる。残り時間2分30秒のタイミングでニュータイヤを装着してタイムアタックに入ると4番手タイム(1'27.979)をマーク。小林もQ1を突破し、2台揃ってQ2へと駒を進めた。
10分間のインターバルを経て、14:35から7分間で争われるQ2がスタート。先にコースインしたのは福住。ギアが入らず、若干遅れてスタートしたがそのあとは問題なく、コンディションを確認してピットに戻ってきた。残り時間3分のタイミングで小林がピットを後にすると、福住もそれに続いた。2台ともにゆっくりとタイヤを温めながら間合いを取っていき、タイムアタック開始。小林は10番手(1'27.538)、福住は8番手(1'27.333)で予選を終えた。
前日に引き続き、好天に恵まれた決勝日。強い風が吹き、肌寒さを感じる中で行われた朝のフリー走行では、小林が2番手タイムをマーク。福住も6番手と2台ともに決勝に向けて期待が高まる走りを見せた。
14:50、気温24度、路面温度38度、風も少し弱まり暖かさが増す中、レーススタート。Kids com Team KCMGの2台はスタート時の加速が鈍り、福住は11番手、小林は15番手までポジションを落としてオープニングラップを終えた。
11番手走行中の福住は前車についていくが攻めあぐねていた。タイヤの状況も鑑みて、ピットウィンドウが開く10周終了のタイミングでピットインするとミスなくタイヤ交換を済ませ、19番手でコースに復帰。タイヤ交換後は1分31秒台の好ペースで周回を重ねていく。全車がタイヤ交換を終えた28周目、福住はポイント圏内の8番手まで浮上。前を走る#3 山下選手に何度もオーバーテイクを試みるがなかなかかわすことはできず、我慢の走りが続く。最後まで前に出るチャンスを伺ったがポジションアップは叶わず、8位チェッカーを受けた。
15番手の小林は序盤から果敢に攻めていき、3周目に#37 笹原選手をオーバーテイク。13番手に浮上した。レースペースが良い小林はタイヤ交換を引っ張る作戦を選択。他車のピットインのタイミングもあり、7番手までポジションを上げた18周終了のタイミングでピットに入ると、こちらもミスなくタイヤ交換を済ませ、17番手でコースに戻った。全車のタイヤ交換が完了したタイミングで小林は12番手。タイヤ交換後も好ペースで周回を重ねる小林は30周目に#14 大嶋選手をパス。34周目には#55 松下選手をかわしてポイント圏内の10番手までポジションを上げた。小林の力強いオーバーテイクショーは続くかと思われたが、10位チェッカーで幕を閉じた。開幕戦はトラブルに泣き、ノーポイントに終わった小林だが、第2戦ではポイントを獲得。今シーズン初、2台揃っての入賞を果たした。
次戦に向けての課題はあるが、クルマのセッティングに発見もあり、これまでとは違う感触をつかんだ九州オートポリス大会。大きな戦績は残せなかったが、開幕戦でまったく戦えなかった7号車にポイントをもたらしたことは、地道な改善がチームを前進させたと感じる大会であった。次戦の舞台は東北に位置するスポーツランドSUGO。チームも得意とするサーキットの1つであるため、さらに気を引き締め、次こそ悲願の初優勝を目指す。
予選は何とかQ2に行けましたが、まだ自分の走りはできていません。今回の新しいエンジニアと仕事をして、今までとは違うコンセプトのクルマにしました。エンジニアにとってSFもオートポリスも初めてなのに予選10番手まで行けたのはとても良いことだし、クルマにポテンシャルはあるのではないかと思います。
決勝はクルマの調子は良かったのですが、スタートは2台ともだめでした。勝つペースではなかったので、原因を探さないといけません。作戦としては、もともとピットインを引っ張ろうと思っていたのですが、途中で少し短めに切り替えました。リカバーはできたと思います。今回は自分が作りたいクルマを作ることができたので、この体制で頑張っていきたいです。
フリー走行では手ごたえはなかったです。最後にニュータイヤを入れた時もトップとのタイム差が大きかったので、Q1に向けてアジャストしました。それが良かったのか、Q1A組の3番手とまずまずの結果でした。でも、クルマはそんなに良くなかったです。Q2で周りのタイムの上り幅がとても大きく、そこには全くついていけませんでした。
決勝はスタートの出遅れがありました。小林選手も同じ症状が出たようなので、原因を突き止めなければいけません。ミニマムのピットインで2台の前に出られたのは良かったのですが、そのあと前の車に引っかかってしまい、なかなかオーバーテイクできず。後ろから野尻選手も来ていたので、メンタル的には疲れる展開でした。車のパフォーマンスは悪くなかったので、無線の不具合なども次に向けて改善して頑張っていきます。
予選は2台ともフリー走行から修正をして、Q1はトップからコンマ1秒落ちだったのでとても良かったです。Q2は他に比べるとタイムの上り幅が少なく8位と10位という結果で、Q2に関しては課題が残りました。
決勝はスタートで2台とも遅れてしまいました。クラッチを繋いだ時に失速感を感じると2人とも言っているので、これから原因を調べて、対策を取りたいと思います。スタートからのペースは2人とも良かったのですが、勝てるかというとそこまで達成していません。
ただ、もっと前のポジションからスタートできていれば表彰台は狙えるペースだったので、次に向けて手ごたえはありました。
開幕戦は、7号車が全く走れなかったのですが、今回は決勝日のフリー走行で2番手、福住も6番手と2台とも開幕戦に比べるとクルマは良くなってきていますし、新しい発見もあってこれまでとは違うセットも試せました。
次戦に向けてしっかりミーティングもして、備えていきたいと思います。