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前戦オートポリスから約2ヶ月。そして、第2回合同テストから約1ヶ月のインターバルを経て、第6・7戦は昨年チーム初のポールポジションを獲得した富士スピードウェイで行われた。
梅雨も明け、多くの学校が夏休みに入ったこともあり、金曜日から熱心なモータースポーツファンや家族連れがサーキットを訪れ、「スーパーフォーミュラ夏祭り」というテーマにふさわしい賑わいを見せた。
シーズン後半戦に向けて勢いをつけるべく、Kids com Team KCMGはチーム一丸となって今大会に臨む。
RESULT |
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カーナンバー | 予選 |
決勝 |
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#7 Kamui Kobayashi |
9位 |
22位 |
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Q1B |
6位 |
1'23.317 |
BLT: 1'25.225 |
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Q2 | 9位 | 1'23.075 | ||
#8 Nirei Fukuzumi |
3位 |
4位 |
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Q1A |
5位 |
1'22.884 |
BLT: 1'24.590 |
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Q2 | 3位 | 1'22.773 |
DATA |
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開催サーキット | 富士スピードウェイ(4.563 km) |
日時 |
7月19日(土) |
来場者 |
土曜:22,900人(主催者発表) |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ → 33℃ |
路面コンディション | Dry |
9時10分、朝から富士山がくっきりと姿を現す中、予選Q1がスタート。
A組に出走した福住はユーズドタイヤでコースインし、路面とクルマのコンディションを確認してピットに戻ってくる。残り時間6分30秒でニュータイヤを装着し、再びコースに向かうと計測3周目にアタック開始。全車の中で真っ先にアタックに入った福住は 1'22.884 をマークし、5番手でQ1を突破した。
5分間のインターバルを経て、B組が始まったのは9時25分。だが、スタート直後に信号機トラブルが発生したため、セッションは中断となり、9時35分から仕切りなおされることとなった。仕切り直しのセッション開始から1分のところで小林はユーズドタイヤでコースに向かった。小林も1周のチェック走行を終えて一旦ピットに戻ってくる。残り時間4分20秒でニュータイヤを装着した小林は再度コースイン。計測2周目に 1'23.317 をマークし、6番手でQ2へと駒を進めた。
9時55分、10分間のインターバルを経て、Q2がスタート。先に動きを見せたのは福住で、残り時間5分でピットを後にした。遅れること20秒で小林もコースインを果たし、2台ともにニュータイヤを入念に温めていく。先にアタックに入った福住は計測2周目に 1'22.437 をマークしたが、トップには 0.356秒と届かず3番手となった。小林も計測2周目に 1'23.075 をマークし、9番手となった。
15時15分、気温33度、路面温度49度、マシンやタイヤ、ドライバーにも厳しい、暑いコンディションの下レーススタート。
3番手スタートの福住はまずまずのスタートを切り、1コーナーで#1 坪井選手の前に出たが、続くコカ・コーラコーナーで順位を戻し、3番手でオープニングラップを終えた。2周目以降は前を走る#16 野尻選手を果敢に攻めていくが、攻略には至らなかった。9番手スタートの小林はオープニングラップで2つポジションを上げることに成功。だが、オープニングラップで抜いた2台に今度は抜かれてしまい、4周目にはスタート時と同じ9番手にポジションを戻した。タイヤ交換ウィンドウが開く10周終了乗っタイミングでピットに入ったのは福住。素早くタイヤ交換を済ませるとタイヤ完了組のトップの18番手でコースに戻った。好ペースで周回を重ねる小林は5番手走行中の19周終了のタイミングでピットイン。小林のタイヤ交換も難なくこなし、タイヤ交換組の6番手でコースに復帰した。11周終了のタイミングでピットイン。野尻選手は福住の前でコースに戻ったため、福住は前を走る野尻選手と見える戦いを、タイヤ交換を引っ張っている#15 岩佐選手とは見えない戦いを展開する。26周終了のタイミングで全車のタイヤ交換が完了すると、福住は表彰台圏内の3番手を走行。良いペースで走り続けていたがミニマムでタイヤ交換をしたため次第にペースが厳しくなっていく。31周目、福住よりもフレッシュなタイヤを履く岩佐選手を抑えることが出来ず、4番手にポジションダウン。終盤は苦しい走行となったが、何とか4位のポジションを守り切り、福住は今季最上位フィニッシュを果たした。
一方、25周終了のタイミングで11番手走行中の小林が緊急ピットイン。これは最終コーナーで#6 太田選手と交差した際に右リアがヒットし、パンクしてしまったためである。タイヤを4輪交換し、最後尾でコースに戻ったがそこからの巻き返しは難しく、22位でチェッカーを受けた。
第6戦はクルマのベースとなる問題が良くならずに、レースまでそれがネックになって、セクター3のタイムがあげられませんでした。ただ、問題解決のヒントを見つけられたかもしれません。決勝では、スタートも良くんかったですし、走り始めたら後ろに下がってしまうレースになるのは想像がつきました。
接触は残念でしたけど、明日は流れを変えられるようにしたいです。
金曜午後の専有走行を前戦のペナルティで走れなかったですが、午前中に走れたことはメリットだったと思います。2レース制の時は朝起きてすぐに予選なので、午後に走ってアジャストするのも大事ですが、時間帯が異なる路面コンディションもまったく変わるので、そこがスーパーフォーミュラの難しい点だと思います。
昨年のポールポジションは活かされていますが、悪い所も顕著に出ていて、決勝を走ってみてどうなるかという感じです。そこでロングランのデータを取って明日に活かしたいです。
決勝のスタートは前のバトルを見ていて、チャンスが来るかなと思いましたが、自分は加われなかったです。タイヤの摩耗なども大きく、余裕がありませんでした。ミニマムでピットに入って、それ以降辛いレースになるなと思っていました。今年抱えている問題がまた出てきてしまって、4位は悪くなかったけど、まだ根本的に勝てる状況ではないです。
RESULT |
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カーナンバー | 予選 |
決勝 |
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#7 Kamui Kobayashi |
6位 |
4位 |
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Q1A |
4位 |
1'23.525 |
BLT: 1'24.673 |
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Q2 | 6位 | 1'23.164 | ||
#8 Nirei Fukuzumi |
11位 |
DNF |
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Q1B |
6位 |
1'23.411 |
ー |
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Q2 | 11位 | 1'23.464 |
DATA |
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開催サーキット | 富士スピードウェイ(4.563 km) |
日時 |
7月20日(日) |
来場者 |
日曜:27,300人(主催者発表) |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ → 31℃ |
路面コンディション | Dry |
10時10分、第7戦の予選は前日よりも1時間遅く始まったこともあり、かなり暑いコンディションとなった。
A組に出走した小林はユーズドタイヤで2周のチェック走行を終え、ピットに戻ってくるとニュータイヤに履き替える。続いてフロントウイングを調整したのだが予想外の時間がかかってしまい、残り時間3分というタイミングでコースに入っていった。ウォームアップラップも全開で走り、ギリギリ間に合ったアタックラップで小林は4番手タイム(1'23.525)をマーク。ヒヤリとする場面もあったが、無事Q2進出を果たした。
5分間のインターバルを経て、B組スタート。福住もユーズドタイヤでのチェック走行を終えるとニュータイヤを装着し、残り時間5分を切ったあたりで再びコ-スへと向かった。前日とは異なる路面コンディションに悩まされたが福住も6番手(1'23.411)に入り、2戦連続2台揃ってQ1突破となった。
10分間のインターバルを経て、7分間で争われるQ2が始まった。
Q1で今一つ手ごたえを感じることができなかった福住は、Q2までのインターバルで前日のセットに戻し、セッション開始から2分のところでコースへと向かった。計測2周目にアタックしたがタイムが思うように伸びず、12番手(1'23.464)に留まった。予選後、走路外走行によってベストタイムを抹消された車両がいたため、福住は11番手に繰り上がった。一方、小林は残り時間3分30秒までピットで待機し、全車の最後にアタック開始。トップから0.224秒という僅差で6番手(1'23.164)となった。
午前中の予選から約3時間のインターバルで迎えた第7戦のスタート進行だが、レコノサンスラップ中に各車に取り付けられているトランスポンダーのバッテリーが低下し、コントロールタワーで計時ができないという思わぬトラブルが発生したため、一時中断となった。トラブルが解消されると当初予定されていた15時15分から42分遅れの15時57分にフォーメーションラップがスタートした。
第7戦はタイヤ交換のウィンドウが設けられていないため、11番手スタートの福住はオープニングラップ終了のタイミングでピットイン。素早くタイヤ交換を済ませると20番手でコースに復帰した。3周目の100Rでアウトラップの#65 フラガ選手をかわし、5周目にはピットインした##50 小出選手をパス。10周目の1コーナーではアウトラップの#39 大湯選手も抜いて17番手まで浮上してきた。早めのタイヤ交換で巻き返しを狙っていた福住だが、12周目の300Rで不運に見舞われる。突然左フロントタイヤが脱落し、走行不能な状態になってしまい、残念ながらここでレースを終えることとなった。
一方、6番手スタートの小林はオープニングラップで2つポジションを落としたが、ホームストレートでおーばテイクシステムを巧みに使って2周目の1コーナーまでに2台を抜き返し、ポジションを戻した。15周終了のタイミングで4番手までポジションを上げていた小林がピットイン。難なくタイヤ交換を済ませると15番手でコースに戻った。前日の課題となっていたレースペースを改善するために見直したデータから施したセットが功を奏し、非常に良いペースで周回を重ねていく小林。ここから追い上げていこうとしていた矢先の18周目にアンラッキーなセーフティーカーが出てしまった。このSC導入で全車タイヤ交換が完了し、小林は5番手走行。25周目にリスタート。33周目の1コーナーで#64 佐藤選手をとらえると4番手に。好ペースで周回する小林は最後の最後まで前を走る坪井選手に果敢に迫っていったが、僅か0.2秒届かなかった。だが、終始熱い走りで今季最高位となる4位入賞を果たした。
決勝はSCが出たのが残念で、あれがなかったら結構良い位置だったのではないかなと思います。
OTSを使うタイミングも良くなかったですね。最後抜くところまで行けませんでした。
昨日遅くまでサーキットに残って全部のデータを見直しました。コンサバにしてもダメ。走行機会が少ないからロングランのテストもできないので、チャレンジしたセットアップで、かなりアグレッシブにこれまでに方向性と違ったセットに変更しました。エンジニアも驚くようなことをしましたが、今後はそれも活きていくはずです。今回はそれが功を奏したので、今後もしかしたら流れを変えられるかもしれないと思っています。
第6戦の予選が良かったので前日の状態に戻したりしましたが、変化はなく、良くなかったです。
スタートしてからピットインのタイミングも悩んでいましたが、順位が買いだったのでリスクを取っても良いと思いすぐに入りました。そこからタイヤの摩耗がどうなるか読めない状況でしたが、突然前触れもなくタイヤが外れてしまいました。原因は不明です。
気温が下がってきて、タイヤが回復していくことを考えるともったいなかったと思います。
でも、レースが盛り上がってくれたので良かったです。
予選は第6戦も第7戦も2台揃ってQ2に行けて良かったです。
決勝は2台共に表彰台まであと一歩の争いをして、4位を獲得出来ました。詰めが甘い部分もあったけど、今回の経験を菅生でも活かしたいです。
第7戦決勝中の福住のタイヤは前触れもなく外れてしまったので、これから原因を調査します。タイヤが外れなければ福住もポイントを獲れたと思うので、チームランキング争いを考えると残念でした。
小林のOTSも残ってしまい、チームも小林にOTS情報をしっかりと伝えられませんでした。最後までOTSを使ったバトルをお見せできなかった事も残念です。
ドライバー2人はとても頑張ってくれました。ストラテジーもドライバーの頑張りにこたえられなかったので、課題はたくさんあります。本当に悔しいです。
今週末はたくさんのお客様にバトルを見せられたと思います。併催のKYOJO CUPは優勝できましたし、青いクルマが大型ビジョン等にもたくさん映ってたと思います。良い結果を持ち帰るのは当然ですが、レースって面白い、またサーキットに行きたいと思ってもらえるような、みんなに愛されるチームにしていきたいです。
後半戦も頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。