レースレポートのアーカイブをご覧頂けます
RESULT |
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カーナンバー | 予選 |
決勝 |
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#7 |
11位 |
3位 |
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Q1A |
6位 |
1'22.656 |
BLT: 1'24.638 |
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Q2 | 11位 | 1'22.565 | ||
#8 |
1位 |
5位 |
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Q1B |
6位 |
1'22.659 |
BLT: 1'24.708 |
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Q2 | 1位 | 1'21.726 |
DATA |
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開催サーキット | 富士スピードウェイ(4.563 km) |
日時 |
10月12日(土) |
来場者 |
土曜:18,600人 |
天候 | 晴れ |
気温 | 19℃ → 23℃ |
路面コンディション | Dry |
土曜日に行われた第6戦、予選Q1では、2台共に6番手でQ2に進出。
Q2での福住は、Q1後のインターバルで施したセッティングのアジャストが功を奏し、見事今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。
一方、小林は思うようにタイムが伸びず11番手に留まった。
第6戦決勝、福住は、スタート時にホイールスピンの影響で加速が鈍り6番手までポジションダウン。コカ・コーラコーナーでは#6太田選手と接触し、フロントウイング右翼端板にダメージを負った。しかし、福住は翼端板を失った状態でも好ペースで走行していたため、しばらくコースにステイすることにした。
22周終了のタイミングで福住はピットイン。問題なくタイヤ交換を済ませ12番手でコースに戻った。手負いのクルマで終始苦しい走行となったが、最終的には5位入賞を果たし、ポイントを獲得した。
11番グリッドからスタートした小林は、スタート前にマシントラブルやエンジンストールに見舞われた車両をかわして、9番手でオープニングラップを終えた。
早めのピットインを選択した小林は、11周終了のタイミングでタイヤ交換を行い、15番手でコースに戻った。
その後、非常に良いペースで周回を重ねる小林は30周目のホームストレートで一台をパス。表彰台圏内の3番手までポジションを上げ、チェッカーを受けた。小林自身Super Formulaでは約5年ぶり、チームも2024年シーズン初となる表彰台を獲得。Kids com Team KCMGのピットは歓喜に包まれた。
久々の表彰台ありがとうございました。
第6戦の予選はすごく速かったわけではないので、決勝で何かミラクルがあったように思います。クルマがとても速かったです。
前回の表彰台が5年前と言われると心に刺さるのであまり言っていただきたくないと思うのですが、実際にはそれが現実で、まずは本当にこれまで応援していただいた方々に感謝したいと思います。
ピットストップを早くして11周目に入りましたが、クリーンエアで良いペースで走ることができました。スタート自体は11番手だったのですが。それが一気にジャンプアップできた理由になったと思います。仁嶺がこの富士でのポールポジションを2回獲って、富士ではクルマが良いことはわかっているけどそれを僕が予選で活かせなく、レースでそれを何とか挽回できたというだけなんです。
ラッキーなことに明日もレースがあるので、しっかりやり切ったと思えるようなレースをしたいと思います。
第6戦はまさかポールポジションを獲れると思ってなかったです。Q1突破がギリギリだったので、今回は厳しいかなと思っていたのですが、クルマをアジャストしたら獲れたのでビックリしました。
決勝ではスタートの失敗から色々狂ってしまって、翼端板が取れてしまったことで序盤はきつかったです。それでも、5番手という事でスタート出遅れた事などいろいろ考えるとできる限りのことはできたのではないかなと思います。
明日も予選で前にいることが大事だと思うので、またポールポジションを獲りに行きたいと思いますし、チームの全員で「良いレースができた」と思えるようなレースをしたいです。
RESULT |
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カーナンバー | 予選 |
決勝 |
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#7 |
9位 |
5位 |
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Q1B |
5位 |
1'22.798 |
BLT: 1'24.515 |
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Q2 | 9位 | 1'22.789 | ||
#8 |
3位 |
2位 |
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Q1A |
5位 |
1'22.629 |
BLT: 1'24.348 |
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Q2 | 3位 | 1'22.218 |
DATA |
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開催サーキット | 富士スピードウェイ(4.563 km) |
日時 |
10月13日(日) |
来場者 |
日曜:24,800人 |
天候 | 晴れ |
気温 | 22℃ → 25℃ |
路面コンディション | Dry |
久しぶりに表彰台を獲得した第6戦から一夜明け、第7戦の予選が始まった。Q1では2台共に5番手で終え2戦連続2台揃ってのQ2進出を決めた。
Q2で先にアタックした小林は、トップスピードが伸び悩み、9番手に留まった。
続いてアタックした福住は小林を上回るタイムをマークし、セカンドローの3番手を獲得した。
第7戦決勝、3番グリッドからスタートした福住は1コーナーまでに1つポジションを落としてしまい4番手に。一方、9番グリッドからスタートした小林は、スタート時に2つポジションを上げてオープニングラップを終えた。
3周目、コース上にストップ車両が発生したため、セーフティーカーが導入された。6周終了のタイミングでリスタートが着られると、福住は10周目時点で2台をパスし、2番手に浮上した。
ミニマムのタイミングでピットインを選択したのは小林。難なくタイヤ交換を済ませると17番手でコースに戻った。福住は12周終了のタイミングでピットイン。その直後にコース上ストップ車両回収の為セーフティーカーが導入されたが、福住はポジションをキープし2番手でコースに復帰。
30周を過ぎたあたりから福住はトップ車両との差をじわじわと詰め始め、僅か0.3秒のところまで迫っていった。だが、33周目にクラッシュ車両が発生し、3回目のセーフティーカーが導入された。残り3周のタイミングでリスタートし、オーバーテイクシステムも使いながら最後まで攻めの姿勢を見せたが、オーバーテイクには至らず福住は2番手でチェッカー。福住にとってチーム移籍後初の表彰台獲得となったが、悔しさの残る2位となった。
第7戦でも良い走りを見せる小林は3度目のセーフティーカーが解除後、6番手までポジションを上げ、最後まで果敢に攻め続けたが、そのままチェッカーとなり、6位フィニッシュとなった。レース終了後、4位の佐藤選手は再車検で最低重量違反により失格という裁定が出されたため、1つ繰り上がった5位となった。
初優勝こそかなわなかったが、2台共に表彰台を獲得し、チームの成長を感じることができた今大会。2日間で38ポイントを獲得し、チームランキングは4位まで浮上した。
次戦のSuper Formulaは、11月8日から10日に鈴鹿サーキットで2024年最後のイベントが行われる。
第7戦は、最終的には僕が5位で仁嶺が見事2位で終えました。
チームにとって非常に良いレースだったと思いますが、優勝まではあと一歩届きませんでした。
予選はうまくいきませんでした。決勝はもっと良いレースを期待していました。早めのピットストッ プを選択して、ここからだ!という時にSC(セーフティーカー)が入ってしまい、厳しい展開になってしまいました。
そのあともなんとか意地のみで順位を上げて行きました。直線の伸び悩みが解消しないので、意外なところで抜きに行くしかなくて、変な技を使って抜きに行かないと正当なラインでは抜けない状態でした。
昨日も予選のポジションさえ良ければクルマも速かったので、勝ちたかったというのが本音です。
すべてのピースははまらなかったけど、流れとしては良かったと思います。
最後の鈴鹿は優勝だけを考えて更にチームと一生懸命準備しますので応援よろしくお願いします。
Super Formula 第7戦が終わりました。
展開によっては勝てるチャンスがあったと思うと決勝2位は悔しいです。でも、予選も悪くないポジションだったし、こうやって勝てるチャンスがめぐってくるんだと思います。
レース後半のタイヤの状態は楽な感じではなかったのですが、前を走る坪井選手のミスが少しずつ見えてきて、チャンスかもと思ったタイミングでSC(セーフティーカー)が出てしまいました。スタート で4番手に落ちてから2位まで戻って来られたのは非常に良かったと思います。
今日はチームのみんなも頑張ってくれて、ピット作業もうまくいきました。僕としてもチームとしても良いレースができたと思います。
最終戦の鈴鹿は、個人的には相性は悪くないサーキットですし、今年やってきたことがどれだけ通用するのかというところで非常に楽しみな部分が多いです。
チームとしては、雰囲気も良く、パフォーマンスも上がっていて、昨日は可夢偉さんが表彰台に乗れて、今日は僕が乗れて、2戦連続で流れとしては良いと思うので、この勢いのままもっともっと強いチームにしていきたいと思います。
次戦も応援よろしくお願いします。
あと一歩で初優勝の目標を達成することができませんでしたが、今シーズン初となる表彰台に2戦続けて上がることができました。
まずは、チームをサポートしてくださっているスポンサーの方々、Toyota Gazoo Racingの皆様、そしてチームの活躍を心待ちにしていつも応援してくださっているファンの皆様に心から感謝を伝えたいです。チームを信じサポートし続けてくれているオーナーのポールも喜んでくれております。
今回の結果は、ドライバー、エンジニア、メカニック、チームスタッフの皆がそれぞれ役割をしっかりと果してくれた成果だと思います。チーム全員の思いと力で、2台揃ってQ2に進出し、そして共に表彰台に上がることができました。チームランキングも4位まで上がってきました。
しかし、まだ優勝には一歩届きませんでした。第7戦の決勝終盤では仁嶺がトップの背後まで迫る展開もありましたが、両者のOTS残量的にも簡単に勝つことはできなかったと思います。レース直後は、嬉しかった半面悔しかったというのが正直な気持ちです。
以前にも最終戦までチャンピオン争いをしたことはありますが、その時と現在ではチームの総合力が違います。チームの課題であったタイヤ交換では、失敗を繰り返さないように対策を考え、準備をし、何度も何度も練習し臨んだ本番では高い緊張感の中でも大きなミスなくこなしてくれました。今大会の結果は、スタッフ達の確かな自信に繋がったと思いますし、「初勝利」という目標に意識も含めて近づいていると思います。
今シーズン最後のイベントである鈴鹿では、応援してくださっている全ての皆さんからのご期待に応えるためにも結果で恩返しをしたいと思います。今度こそ「初優勝」を勝ち獲れるように最後までチーム一丸となり頑張りますので引き続きの応援よろしくお願いいたします。
まずは、2戦を通して可夢偉と仁嶺が非常に力強いパフォーマンスを発揮してくれたことで、1回のポールポジションと2回の表彰台を獲得することができました。
更に、チームランキング4位まで上がることができたのは非常に喜ばしいことです。
第6戦での可夢偉は、全体的にペースが良く、ピットイン時にトップとのタイム差は約10秒あったところを、レース終了時にはその差を5秒未満まで縮める走りを見してくれました。
第7戦でも、可夢偉のレースペースは良く、最後のSC(セーフティーカー)がなければ十分表彰台を狙えたと思います。
ただ、2戦共に予選で全てをまとめ切ることができなかったです。もっと上位でスタートすることができていれば優勝のチャンスは十分にあったと思います。
しかしながら、2日間を通してチーム全体が高いポテンシャルを発揮できていたので、今は次戦の鈴鹿が非常に楽しみです。
次戦でも引き続き、堅実なパフォーマンスを発揮できるように取り組みますので応援よろしくお願いします。
今回の富士大会での素直な感想は、半分安心したのと半分悔しいという気持ちです。
第6戦ではポールポジションからスタートできましたし、更に第7戦も含め2戦を通して全体的に良いペースだったので勝てるチャンスはあったと思いますが、うまくまとめ切ることができませんでした。以前までと比べると今はチームとしても戦えるレベルに近づいたと思います。しかし、優勝までが本当に遠く感じ、掴み獲るには本当にかみ合わないとたどり着けないなと実感しました。
セッティング的に、富士はセクターごとの特色が違うので自分自身正直苦手なサーキットではありました。
今大会、トップタイムと比べてセクター2が遅かったので、セクター3の速さを残しながらセクター2を改善させるというのが次の課題です。また、次戦の鈴鹿は、富士のセクター2と同様に中高速コーナーが続くサーキットなので、サスペンションにしても富士とは違う考え方で挑まないと勝てないと思います。
ですが、富士に比べると鈴鹿はクルマの動きのイメージが湧きやすい方ではあります。また、自分はその時の状況に合わせて臨機応変に対応できるのが強みだと思っています。なので、次戦までの期間を大切にして次こそは必ず優勝を勝ち取りたいと思います。