Race report ARCHIVE

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!! 2025 season   Final Event !!

3月に開幕した2025シーズンのスーパーフォーミュラも遂に最終ラウンドを迎えた。

舞台は今季2度目の開催となる鈴鹿サーキット。今大会は前戦富士で濃霧のため中止となった第10戦決勝レースの振り替えが組み込まれたため、1大会で3レース実施されることとなった。ドライバーやチームにとってはタイトなスケジュールで、非常にタフなレースウィークになることは想像できたが、応援してくださるすべての方々に見応えのあるレースをお届けするべく、Kids com Team KCMGはチーム一丸となり、全力で最終ラウンドに挑んだ。 


Rd.11 SUZUKA

RESULT

カーナンバー 予選

決勝

#7

Kamui Kobayashi

15

 15

Q1B

8位

 1'37.648

BLT: 1'40.402

Q2 - -

#8

Nirei Fukuzumi

8

7

Q1A

3位

1'36.854

BLT: 1'39.841

Q2

8位

1'36.369

DATA

開催サーキット 鈴鹿サーキット(5.807 km)
日時

1122日(土)

来場者

土曜:28,000人(主催者発表)

天候 晴れ
気温 13℃ → 16℃ → 20
路面コンディション Dry

Qualifying

変則的なスケジュールの今大会。第11戦と第12戦の予選、そして第11戦の決勝が行われる土曜日は周りが薄暗い早朝から準備をするチームスタッフの姿がピットにあった。週末を通して清々しい秋晴れで、さらには3連休ということもあり、3日間(金・土・日)で計6万9200人ものモータースポーツファンが鈴鹿サーキットに足を運んでくださった。

 

たくさんの観客に見守られながら第11戦の予選が始まったのは8時00分。気温13度、路面温度14度というコンディションでQ1A組がスタート。Kids com Team KCMGからは福住が出走し、まずはユーズドタイヤでセッション開始とともにピットを後にした。アウトラップでマシンの状態を確認するとすぐにピットインし、ニュータイヤに交換。残り時間6分20秒のあたりで再びコースへと向かった。計測3周目に1’36.854をマークすると3番手でQ2進出を果たした。

5分間のインターバルを経て、B組が始まったのは8時15分。小林も福住同様、ユーズドタイヤでチェック走行を行い、ニュータイヤに履き替えると残り時間6分40秒のタイミングで再度コースイン。前日の専 有走行までは好調だったがクルマのキャラクターが変化してしまい、調整に苦しんだ結果、8番手(1’37.648)でQ1敗退となった。

 

10分間のインターバルを経て、Q2が始まったのは8時35分。福住はニュータイヤを装着し、セッション開始とともにコースイン。Q1同様にアウト~ウォーム~ウォームでタイヤを温め、アタックラップで 1’36.369をマーク。8番手で予選を終えた。

Race

14時30分、気温20度、路面温度26度のコンディションの下、フォーメーションラップが始まったが、トラブル車両が発生したため、スタートはディレイとなった。

14時45分、当初の予定より1周減算の26周となった第11戦は仕切り直しのフォーメーションラップの後、レーススタート。8番手スタートの福住はオープニングラップで3台をかわし、5番手に浮上。15番グリッド(トラブル車両を除くと14番手からスタート)の小林も抜群のスタートを決めて3台かわし、11番手までポジションを上げた。その頃、逆バンクではクラッシュ車両が発生したため、コース上にはセーフティーカー(SC)が導入された。

5周終了のタイミングでリスタート。ペースが上がらない福住は7周目に1台、8周目に1台かわされ、7番手にドロップしてしまう。小林は9周目に1つポジションを落とし、12番手に。9周目、1コーナーでクラッシュ車両が発生。ここで2度目のSCが導入された。このレースにはタイヤ交換が義務付けられており、SCラン中にピットウインドウが開く10周目に突入したため、そのタイミングで全車が一斉にピットロードになだれ込んだ。Kids com Team KCMGは先に福住のタイヤ交換を行い、6番手でコースに送り出した。福住の作業が終わり、続けて小林のタイヤ交換を行ったが、作業ミスで大幅にタイムロスしてしまい、最後尾の19番手になってしまった。

11 周終了のタイミングでリスタート。16周目、なかなかペースが掴めない福住は7番手にポジションダウン。終始苦しい走行を強いられたが、なんとか7位のポジションを守り抜き、入賞を果たした。一方の小林も苦しみながらも12周目のスプーンカーブで#20 高星選手、16周目のバックストレートで#10 ジュジュ選手、18周目のシケインで#29 野中選手、21周目のシケインで#19 ラスムッセン選手、26周目の 200R で#38 阪口選手と次々にオーバーテイク。14位でチェッカーを受けたが、SCラン中のオーバーランでタイムペナルティ5秒が科されたため、1つポジションを落とし15位となった。


Qualifying

第11戦の予選終了から僅か1時間20分ほどのインターバルを経て、第12戦の予選が始まったのは10時05分。この頃には太陽も高く上がり、気温は16℃、路面温度は22℃まで上昇した。

A組に出走し た福住はチェック走行を終えると一旦ピットに戻り、残り時間5分30秒のあたりで再度コースへと向かった。ウォームアップを1周に留め、全車の中で最初にアタックに入ると1分36秒999をマークし、6番手でQ1突破となった。

 

5分間のインターバルを経て、B組が始まったのは10時20分。小林はチェック走行の後、残り時間5分でピットを後にしたがこの予選でも苦戦を強いられ、9番手(1’37.313)でQ2進出は叶わなかった。

 

10分間のインターバルを経て、Q2が始まったのは10時40分。福住はセッション開始から1分30秒のタイミングでコースインし、入念にタイヤを温めると計測2周目にアタック開始。Q1のタイムを上回る 1’36.400をマークし、2戦連続の8番手となった。

Race

14時30分、気温17度、路面温度28度、いよいよ今年を締めくくる戦いのスタートの時を迎えた。

8番手スタートの福住は2コーナーで#1 坪井選手をかわし、7番手に浮上。このレースは1周目からピットウインドウが開くため、このタイミングでピットに入ったマシンも含めると6番手でオープニングラップを終えた。一方、18番手スタートの小林はアンチストールが入ってしまい、最後尾までドロップ。だが、1コーナーで#12 三宅選手、S字でジュジュ選手をかわし、20番手にポジションを上げた。小林は早めのタイヤ交換を選択し、1周終了のタイミングでピットイン。タイヤ交換を済ませると22番手でコースに戻った。

11周目にクラッシュ車両が発生し、これによってSCが導入された。他車のピットインもあり3番手までポジションを上げていた福住はここでピットに入り、タイヤ交換を済ませると6番手でコースに復帰した。 18 番手を走る小林も11周終了のタイミングで2回目のタイヤ交換のためにピットイン。ポジションキー プの18番手でコースに戻った。

14周終了のタイミングでリスタート。6番手走行中の福住はレース終盤、チームランキングとドライバーランキング争いをしている阪口選手の猛追にあったがポジションを死守し、見事6位(トヨタエンジン勢1 位)入賞を果たした。一方、2回目のタイヤ交換でニュータイヤを履き、攻めの走りでポジションを上げる作戦を取った小林は21周目のバックストレートでジュジュ選手、23周目のバックストレートで#4 オサリバン選手、29周目のシケインで三宅選手をオーバーテイク。ハイペースで周回を重ねていき、15位でチェッカーを受けた。



Rd.10 SUZUKA

※富士スピードウェイでキャンセルとなった第10戦決勝の代替レース

RESULT

カーナンバー 予選

決勝

#7

Kamui Kobayashi

19

 15

Q1

-

 -

BLT: 1'41.167

Q2 - -

#8

Nirei Fukuzumi

10

9

Q1

-

-

BLT: 1'40.867

Q2 - -

DATA

開催サーキット 鈴鹿サーキット(5.807 km)
日時

1123日(日)

来場者

日曜:36,000人(主催者発表)

天候 晴れ
気温 16℃ → 17
路面コンディション Dry

Race

急遽最終ラウンドに組み込まれた第10戦のグリッドは10月富士大会で行われた公式予選の正式結果によって決定しており、小林は19番グリッド、福住は10番グリッドからのスタートとなった。

レースフォーマットも大会特別規則の公示をもって変更されており、周回数は「19周」、タイヤ交換義務は「なし」というフォーマットとなった。

9時50分、気温16度、路面温度20度のコンディションでレーススタート。10番手スタートの福住はスタ ートで#50 小出選手をかわし、9番手に浮上。ここから前を追っていきたかったのだがなかなかペースが 上がらず、ポジションキープの9位でチェッカーを受けた。

一方、19番手スタートの小林はスタートで#37 フェネストラズ選手、S字の手前で高星選手をかわし、17番手にポジションアップ。続けて7周目のストレートで野中選手、9周目のバックストレートで#28 小高選手とオーバーテイクシステムを駆使して、次々とパッシングしていく。小林は15位までポジションを上げてチェッカーを受けた。



Rd.12 SUZUKA

RESULT

カーナンバー 予選 (Sat)

決勝 (Sun)

#7

Kamui Kobayashi

18

 15

Q1B

9位

 1'37.313

BLT: 1'41.154

Q2 - -

#8

Nirei Fukuzumi

8

6

Q1A

6位

1'36.999

BLT: 1'41.039

Q2 8位 1'36.400

COMMENT

#7 Kamui Kobayashi

金曜専有走行は悪くはなかったのですが、予選からセットアップが定まらず、決勝でもクルマの症状は変わらなくて苦戦しました。最後のレースはアンチストールが入ってしまい、ポジション的にはまったく戦えませんでした。早めにピットに入って流れが変わると思いましたが、あまり変化はありませんでした。今シーズンは非常に厳しいシーズンで、うまくいかなかったけど、チーム、スポンサー様、そしてファンの皆さんのサポートと応援のおかげで最後まで走り切れました。スーパーフォーミュラで早く勝ちたいので、来季も頑張りたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします。1年間ありがとうございました。

#8 Nirei Fukuzumi

予選は2回ともQ2へ行くことができましたが2回とも8位で、まだまだ課題はあるなと思いました。第11戦はペースが悪い中でも結果的に7位で、ポイントが獲れて良かったです。ただ、トップ集団が速すぎて楽しくないレースでした。第10戦は朝サーキットに来ていきなりレースという、今までにない状況でした。ピット作業のないレースなのでスタートが大事になると思っていて、そのスタートでポジションを上げることができました。セットアップは前日からアジャストしたのですが、タイヤの摩耗が進み、内圧が上がった時にペースが上がらず、前についていけませんでした。最後の第12戦はピットインを引っ張る作戦で、SCに助けられた部分もありましたが、なんとか6位のポジションを守ることができました。今シーズンは雨のレースでチャンスを掴み、1度表彰台に上がることができましたが、ドライではパフォーマンスが足りず、ポイントを獲るのも難しかったです。チームランキングも昨年からは1つ落としてしまいましたが、5位で終えることができて良かったです。関わってくださったすべての皆様、応援ありがとうございました。


TEAM REPRESENTATIVE and MANAGER Ryuji Doi

今シーズンの戦いの幕が下りました。初優勝はまたしてもお預けとなってしまいましたが、最終的には小林、福住、野中の3人のドライバーが合計61ポイントを獲得してくれて、チームランキング5位、ト ヨタエンジンチームの中では2位という結果で終えることができました。まずはチームに多大なるサポ ートをしてくださったKids comの西山様をはじめとしたスポンサーの皆様、TGR関係の皆様、そしてチ ームオーナーのポールに心からお礼を申し上げます。また、3人のドライバーたちとともにチームを支えてくれたアンバサダー、コーディネーター、エンジニア、メカニック、マネージャー、トラックドライバー、そしてRAのみんなに代表及び副代表から感謝申し上げます。来季の体制はまだ決まってないことが多いですが、12月10日~12日に鈴鹿で行われる公式テストから2026年の準備が始まります。来季こそは悲願の初優勝を成し遂げられるよう歩みを止めることなく、改善点をひとつひとつクリアしていき、さらに強いチームになれるよう頑張って参ります。引き続きの応援、よろしくお願いいたします。1年間ありがとうございました。



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